あなたは、今日と同じ明日を生きますか?【君と会えたから…】書評

『君と会えたから…/喜多川康』

『本当よ。人生で絶対にそうなるって約束されていることは、たった一つ、いつかは死ぬということだけなの。そのほかの事は何も約束されていないわ。』

今回、本書を自己啓発のために読んだのですが、『人生を変えるためには何が必要なのか』という事について、物語の中で教えてくれます。

 

本書の内容を軽く紹介すると、ある日、父親の経営する本屋で店番をしていた高校生の主人公は、店を訪れてきた同世代くらいの女の子と出会う。女の子は、人生で成功するための方法を、主人公に会うたびに教えていき…、という感じで物語が始まります。

 

僕は本書を自己啓発の目的で読んだのですが、自己啓発に興味がない人でも、ストーリーは楽しめる内容です。

 

それでは、本書から学んだことをまとめていきます。

一時間に10倍のありがとうをもらう方法はないか

作中で、お金の円の読み方を、『〇〇エン』ではなく、本当の読み方は『〇〇ありがとう』であると女の子はいいます。

 

なぜかというと、例えばハンバーガーを購入した時、本来は、野菜を育て、牛を育て、それを加工し…という過程をえなければハンバーガーを食べられないが、お金を支払うことによって、その過程を省略できる。

 

そう考えると、ハンバーガーを作る過程の人たちに対してありがたみが出るし、その一人一人に感謝をする代わりに、自分にハンバーガーを売ってくれた人に、感謝の意味を込めてお金を支払う。

欲しいものを手に入れるためにお金を払っているのではない。それに携わった人に、『ありがとう』を届けているのだ。

そして、お金を儲けることは、この『ありがとう』を集めること。

 

人からもらえるありがとうの数は、人、日によって異なり、一時間で800ありがとうのまま何年も過ごすこともできれば、ひと月で100万ありがとうを生み出す人もいる。

多くの人は、お金を稼ぐことについて勘違いをしてしまっている。一日8000円を稼ごうと思ったら、時給800円の仕事を10時間するしかないと考えている。

 

でも、本当に考えなければいけないことは、一時間に10倍ありがとうをもらう方法を考えること。

つまり、どれだけ価値を提供できるか、これを考えなければいけない。

手段を目的にするな

『あなたの夢は何ですか?』

この質問に対して、特定の職業になることを夢だという人がいる。これは少数派ではなくて、むしろほとんどの人がそう勘違いしてしまっている。

 

ある職業に就くことは、自分の夢を実現させるための一つの手段を手に入れるということでしかない。

 

例えば、医者になりたい、医者になるのが将来の夢だという人がいるとする。その人が医者になりたいと思ったのは、なぜだろうか。それは、人の役に立つことが嬉し買ったのかもしれないし、人の命を救いたいからという想いかもしれない。

 

でも、人の役に立つ、人の命を救う、ということは、本当に医者でなくては出来ないことなのだろうか。そうではないだろう。人の役に立つ仕事であれば、世の中にはいくらでもある。人の命を救うことだって、医者以外でも、例えば消防士、警察官、薬剤師や看護師、考えればいくらでも思いつく。

 

その職業になることを夢だと勘違いするばかりに、その職業に就けなかったとき、絶望してしまうことになる。自分がなぜその職業を目指そうと思ったのか、その本質的な理由を知ることで、手段を目的にしてしまうことは無くなるだろう。

先入観が可能を不可能にする

『ある動物園に子供の象がいた。その象の足には鎖がつけられ、いくら引っ張っても、子供の象の力では引き抜くことはできない。そうして、象は鎖を引きちぎることを諦め、一生動物園で暮らすことを受け入れた。』

 

子供の時に足を鎖でつながれた象は、大人になって鎖を引きちぎるほどの力を得ても、決して鎖を引きちぎることはできないと思い込み、逃げ出すことはない。

 

結構有名な話なので知っている人も多いかと思います。この象と、自分にはできないと思い込んでいる人は同じです。これはできないと固定観念に縛られてしまうからこそ、どんなに簡単なことだってできなくなる。

 

例えば、ちょっとテストの点数が悪いだけで『自分は勉強が出来ないやつだ』と決めつけたりする。また、自分の目指したい目標に対しても、『どうせできっこない』、『才能があれば…』なんてことを思う。

 

こういった先入観に支配されているままでは、出来ることも出来ない。

『昨日までできなかったことを理由に、自分は一生それができない人間だと決めつけてしまうの。昨日までできなかったという事実が、今日もできないという理由になんかならないのよ』

まとめ

こういった小説は、自己啓発に非常に役に立つと僕は考えています。普通の自己啓発の書籍ももちろん役には立ちますが、それとはまた別の意味でです。

物語を通して、自己啓発に役立つエッセンスを教えてくれるので、ただそれが大切だと言われるよりも、ずっと自分の中に落とし込みやすい。

 

また、ストーリーというのは、記憶することにに役立つ。どんな物語だったか思い出すと、ストーリーを思い出すのにあわせて、大切な部分も思い出すことが出来ます。

あと、物語に引き込まれると、一気に読み込んでしまいます。書籍に対して、のめりこみやすいのは、やっぱり物語のほうだと感じています。

 

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