斎藤一人流の100の商売哲学を学ぶ!~【斎藤一人の百戦百勝 商売編】書評

『斎藤一人の百戦百勝/小俣貫太』

これからは日本の商人も、競争を嫌がらずに頑張るんだよ。そうすれば、ユダヤの商人にも華僑にも負けない。どこがきても負けないようになれる。日本人も競争して、世界に通用する本当に『カッコいい』商人を目指すんだよ。

こんにちは、哲也です。

 

今回は、斎藤一人の商売哲学を学ぶために本書を読みました。

 

本人直筆のものからお弟子さんが書いたものまで、斎藤一人関連の本は、自己啓発書籍の中でもコスパ高いと、個人的に思っています。

なぜかというと、読みやすいし、基本的に簡単な言葉で書かれているから疲れないし、読んでいると心が軽くなるから。

 

さて、本書には斎藤一人の商売哲学が100項目書かれているのですが、その中から特に印象に残っているものについて書いていきます。

国民性を理解する

日本には『みなさま』という神様が住んでいるの。…日本で商売するのなら、『みなさま』という神様の力を借りないと、売れないようになっているんだよ。

上記の言葉のおとり、斎藤一人は日本で商売をするのであれば、日本人の国民性を理解して商売するべきだと、伝えています。

 

日本人が何を考え、どのような行動をしているのか。

これを知ることが商売を上手くいかせるために必要であると。

 

そして、それが『みなさま』という言葉を表します。

日本人は、外国人と比べても、特に”みんな”がやっていることに合わせたいと思う感情が強いです。

 

だからこそ、何かの商品を勧めるときも、『みなさん使われています』とか、『みなさん喜ばれています』という風に、みんながそれを購入している。みんながそれを高く評価している。

 

そう感じれば、安心して商品を購入することができる。

これは、日本国内に限ったことではありませんよね。

 

外国で自社の商品を販売しようと思ったとき、当たり前ですが、日本人と同じ要領で商品を販売しても、それが上手くいくことはありません。

 

その国の人々の国民性、つまり顧客の心理を理解することが、商売には欠かせないということです。

数字で管理する

お客さんがそれを望んでいるかどうかは、数字に出るんだよ。

商人はお客が求めているものを提供しなければいけない、そう斎藤一人はいいます。

 

自分が良かれと思って工夫していても、売り上げが増えないような事態になるのは、自分の工夫とお客さんの望むものとがズレているからです。

 

だからこそ、お客さんが求めているものを正確に把握するためには、物事を客観的に理解しなければいけません。

つまりは、数字で管理することが重要であるという事。

 

例えば、大手のファーストフードは、接客マニュアルが統一されている。

理由は、その行動、その順序が一番売り上げが上がると結果が出ているものだから。

 

例えば、ハンバーガーを購入した人に、ポテトを進めると〇〇%が購入する、というように、です。

数字で管理するのは、数字に反映されれば改善が出来るからです。

 

売り上げを上げたくて、チラシを配ればお客さんが来ると思い、なんの計画もなくチラシを配っても、その結果を把握していなければ意味がありません。

 

例えば、地域ごとにチラシの内容の一部を変えて、どの地域のチラシが一番反応がいいかを確かめる。

そうすれば、他の部分を改善することでより良いチラシが出来ていきます。

金ではなく、知恵を出す

最初に商売を始めるときには、一円も使うな。

斎藤一人の商売のやり方の基本は、無駄なものを限界まで削ることです。

 

例えば、お店の看板には段ボールを使ったり、チラシなどは手書き、事務所も自宅でいいといった風に、必要のないところにはお金をかけないようにしています。

 

商売の目的は、利益を出すこと。

 

そのために、自分の手元からお金が出ていく流れを最小限にして、手元に残るお金の量を増やしていく。

そして、増えたお金の中から、次のお金を稼ぐためのものに投資する。

 

失敗して廃業になる商人の多くは、無駄なお金を使いすぎています。

使うお金を最小限にすることで、失敗した時のリスクも少なくなります。

 

そうすれば、一度や二度の失敗で潰れるようなことはなく、何度でもやり直すことが出来ると。

お金も知恵も出さない商売が、儲けられるはずもない。

 

だから、お金を出す代わりに知恵を出す。

この知恵こそが、商人に必要な才覚であるということです。

採用した人は教育では変えられない

初めて人を雇うときは、必ずロクでもない奴がくるんだよ

商売を始めて人を雇うとき、雇った人を指導しようと思っていると、指導しないと使えないような人がくる上に、指導しても使えない。

そう斎藤一人は、長年の経験から教えてくれます。

 

これは、採用は教育より重要であるという事です。

 

なぜかというと、例えば遅刻癖であったり、人との接し方であったり、雇う前に形成された人格からくる問題は、教育で改善することは難しいから。

 

どう頑張っても、雇われてからの教育<雇われる前の人生経験、ということになります。

逆に優秀な人を雇えれば、その後の従業員教育が非常に楽になります。

 

だからこそ、採用は教育よりも重要であると言えますし、下手に人を採用するべきではないと言えます。

 

指導しても、勤務態度や遅刻などが治らない従業員を雇ってしまうと、経営者の頭はストレスでいっぱいになる。

 

下手な人を採用するくらいであれば、いい人が見つかるまで採用せずに一人でやったほうが何倍もいい。

商人のだらしなさが不況を招く

日本では、近年不況不況と言われていますが、それに反して預貯金が増加しています。

つまり、それだけお金があるにもかかわらず、活用することが出来ない商人がだらしなしいと。

 

資源が動くことで景気が良くなります。

 

不謹慎な話ではありますが、日本が戦争で負けた後、世界が驚くようなスピードで復興を遂げたのは、焼け野原になって、人やモノなどの資源の動きが活発化したから。

 

そして、今の日本は、特にお金の動きが鈍くなっている。

国民みんなが不況におびえて、財布のひもを固く閉ざし、出来るだけお金を使わないようにしています。

 

個人資産が増えているのだから、その額が市場に出回れば不況になることはなく、それを使ってもらえるような商売を出来ないからこそ、商人がだらしないのだと。

 

だらしない商人がやることといえば、安売りをすることだけ。

安売りすればするほど、商人は自分で自分の首を絞めることにもなるし、周りのライバルたちとの苛烈な価格競争に巻き込まれていく。

 

安売りなんて、いかにも頭を使わないような商売ではなく、もっと知恵を絞りだして、沈殿化しているお金が市場に出回るようにしなければいけない。

それこそが、この不況を解決する方法なんです。

まとめ

斎藤一人は、過去に長者番付で1位になるなど、実業家として非常に優れた方であると、商売哲学を学ぶことで実感させられます。

これほど的確に、商売の原則を理解していて、かつ活用できているのだとすれば、それは日本一になることも納得できますよね。

 

正直、本を読むまでは漢方薬とかを売っているスピリチュアルなことをいう変な人、という印象でした。

ですが、今では全く別の印象を感じるようになりました。

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