自分の人生を、自分らしく生きるために~【手紙屋】書評

『手紙屋/喜多川 泰』

止まっている人は、止まり続けようとする。

動いている人は、動き続けようとする。

こんにちは、哲也です。

 

本書の内容を、僕なりに簡単に要約してみると、『なあなあで人生を決めずに、自分の人生と真剣に向き合い、何を目指すのかを決める』という感じです。

 

喜多川泰著『君とあえたから…』『上京物語』『賢者の書』を通して一貫して伝えているテーマであり、今回は例に挙げた書籍とはまた異なる切り口で、このテーマに関して書いています。

 

たいていの成功哲学を小説化したものは、主人公が逆境を乗り越えながら起業して成功していく、という物語になるのですが、喜多川氏の書籍は、それらとは全く異なる切り口で、著者の成功哲学のエッセンスがちりばめられています。

 

普通の小説とも、成功小説とも、普通の成功哲学の書籍とも異なる、独特の世界観でストーリーが展開されていくので、世界観が好きになればどっぷりとハマる魅力がある書籍が多いです。

 

さて、それでは本書で学んだことをまとめていきます。

夢をかなえるための天秤

夢をかなえるために、自分自身の頭の中に天秤を用意してください。その天秤の片方には、自分の手に入れたい目標をおきます。それを手に入れるためには、その目標と釣り合う量のものが必要です。それが努力であり、夢をかなえるために必要なものです。

 

夢を叶えるためには、等価交換をしなければいけません。決して、天秤の片方に載せた夢の大きさよりも、軽い努力で手に入れることができません。

 

また、多くの人は、この天秤に間違えたものを置こうとします。例えば、天秤の片方に叶えたい夢である『〇〇大学合格』を載せたとして、反対側に『お賽銭100円』を載せても、これでは釣り合う訳がないのは当然ですよね。

 

夢を叶えるためには天秤に載せた目標と同じだけの、それ相応の量と正しい対価が必要だという事です。

人と法人、両者に必要な2つのこと

人と法人には、共通する2つの必要な要素があります。

 

一つは、多くの人から長期間にわたって必要とされ続けること。

もう一つは、収入内の生活をすることです。

 

法人が長生きするためには、その活動を世の中の多くの人から長期間必要とされ続けなければいけません。また、自分の収入の範囲内で、自らの生存を維持しなければいけません。

これは、人においても同じことです。

 

後者についてはいうまでもなし。前者について正しく認識している人は少ないです。多くの人は、生きるために必要なことに対して『働いて収入を得ること』と答えます。しかし、本当に必要なことは『多くの人から必要とされること』です。

掃除を習慣化する

自分自身を磨き続けるためには、何をする必要があるでしょうか?

 

そのことについて、本書では掃除に例えています。

 

部屋を綺麗にするためには、掃除をする必要があります。しかし、掃除をして一時的にきれいになったとしても、数日後にはホコリがでてしまいます。どれだけ綺麗に部屋を使う努力をしても、絶対に汚れていってしまうものです。部屋を綺麗な状態で維持するために必要なこと、それは掃除を習慣化することです。一度掃除をしただけでは、何もしない限り部屋はホコリまみれになってしまいます。

 

これは自分自身にも言えることですよね。いい本に出会ったり、影響を受けるような人に出会ったりしたとして、一時的にモチベーションが上がったり意識が変わったりします。しかし、どれだけいい本、いい人に出会ったとしても、それ以降何もしなければモチベーションは下がるし、いい本や人に出会ったことも忘れてしまいます。

 

そうならないために、読書などといった努力を習慣化し、行動し続ける必要があります。何の行動も起こさない人は、何も変わりません。逆に一度動き始めてしまえば、動き続けようとします。

 

大切なのは、行動を始めることです。

夢を叶える人、叶えられなかった人の違い

夢を叶えることが出来なかった人に、その理由を尋ねると『私には才能がなかった』と答えます。夢を叶えることが出来た人に、同じ質問をすると『どうしてもやりたいことを、情熱をもって続けてきただけです』と答えます。夢を叶えられない理由が『才能がなかったから』であれば、夢を叶えられた理由は『才能があったから』となるはずですよね。

 

なぜそうではないのか?

 

それは、夢を叶えられない人は『才能』を頼りにして夢をかなえようとします。ですが、夢を叶える人は『情熱』を頼りに夢を叶えようとします。長い期間をかけて情熱をもって行動を続けた人が夢を叶えることが出来ないという事は、起こりようがないことなんです。

まとめ

こういった成功哲学の本の内容に関して、『ただのきれいごと』『現実はそんなに甘いものではない』と思ってしまいがちであると思います。

 

僕自身も、すべてを素直に受け入れられるかというと、実際そうは思えない部分も正直あります。ですが、『きれいごと』や『甘くない』と言っている人で成功した人を見たことがないのも事実。少なくとも僕は会ったことはありません。

 

普通の人が受け入れがたいこと、普通では考えられないようなことを実現してきたからこそ、成功者が成功したのだと思っています。

 

無理に受け入れるのではなく、頭の片隅において置き、いつか『あれは本当だったのだな』と思える時が来るのではないだろうか、と僕は思います。

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