斎藤一人のお金の哲学を学ぶ~【斎藤一人の百戦百勝】書評

『斎藤一人の百戦百勝/小俣貫太』

自分がお金のなかった頃のことを忘れて、昔の自分と同じ立場の人をいじめるような奴は、絶対にお金を持っちゃいけない。そんな奴からは、お金は必ず離れていく

こんにちは、哲也です。

 

以前『斎藤一人の百戦百勝 商売編』の書評記事を書いたのですが、商売編と銘打ってあるので、本書『斎藤一人の百戦百勝』はまた別の事が書かれているのであろうと思い購入しました。

 

結論から言うと、ほとんど同じ内容ですので、もし今から読む人はどちらか一冊でいいと思います。何が異なるかというと、『商売編』がより短くまとめられているのに対して、本書は一つ一つの項目を深く掘り下げています。

 

時間がなく手っ取り早く内容が知りたい人は『商売編』、時間があり詳しく内容を理解したければ本書を読むのがいいと思います。個人的には、商売編よりも本書を読むことをお勧めします。商売編は一つ一つがあっさりしすぎていて、ちょっと物足りなさを感じましたので。

 

今回の記事では、『商売編』では取り上げなかった点について、僕が学んだことを書いていきたいと思います。

お金を稼ぐことは悪ではない

日本人はお金を稼ぐという行為、お金持ちの人に対して、悪いことをしているという感情を持ってしまいがちです。しかし、本当は『お金を儲けることは、世の中のために良いこと』です。

 

日本ではなぜか、お金を頂かず無償で人に尽くす人の事を善人で素晴らしい人であると称賛します。しかし、そうではいけないと斎藤一人は語ります。本当に人のために頑張っている人であれば頑張りが報われなければいけない、と。

 

稼いだお金というのは、それだけ世の人の役に立った報酬です。良い商品をたくさん売ったり、良いサービスを多くの人に提供したりする。そうすることでお金がたくさん集まるのだから、お金儲けが悪であるはずがないですよね。

 

これが無償や無理に安い価格で提供しようとすれば、より良い商品を作るためのお金も、より多くの人に役立ててもらうことも不可能になってしまう。だからこそ、商人はお金を稼がなければいけないし、お金を稼ぐ商人は『カッコイイ』ものなんです。

名誉欲が商人を陥落させる

商人が名誉欲に駆られてしまうと、必要のない出資をしたり、見栄でお金を使ってしまいます。それが商人を陥落させる原因になってしまうのです。商人が名誉や地位を求めてしまうのは、自分が商人であることを『カッコイイ』と思えていないからです。

 

商人がカッコよくないという風潮は江戸時代から続いています。江戸時代の身分は、武士が一番上、その次に農民、そして一番地位が低かったのが商人です。武士は一定の給料をもらえていましたし、農民は毎年秋になれば農作物を収穫することが出来ます。しかし商人は稼ぎが不安定なものであると考えられていました。

 

だからこそ、商人は名誉や地位を求めてしまうのだそうです。そして、銀行などが商人が求めてやまない名誉や地位が得られるような話を持ち出し、その口車に乗ることで失敗してしまう。

 

自分が商人であることを『カッコイイ』と思えていれば、名誉欲や地位を欲して自分自身の首を絞めることはないのです。

失敗は存在しない

何か上手くいかなかった事があるたびに、その事を失敗を捉えてしまうと、失敗を繰り返してしまうことになります。失敗ではなく『小さな成功』として捉えることが重要なんです。

 

何かを試して上手くいかなかったのであれば、それは『上手くいかない方法を一つ知った』ということ。つまり、違う方法を試さなければいけないという知識を得ることが出来たということです。これが『小さな成功』の意味です。

 

失敗したと捉えると、どうしてもネガティブに考えてしまいがちです。『あぁ、ダメだった』『今度もダメかも…』という風に、失敗を恐れるようになり、そして挑戦することを諦めるようになります。

 

失敗ではなく、『小さな成功』を貯金しているのだと考える事で、成功する方法を見つけることが出来るのです。

まとめ

成功した人が何を考えているのか知れる書籍を読むことは、自分の考えを改めるために重要であると考えています。

 

今の自分の考え方というのは、今の自分が理想の状態でないことから、必ずしも正しいものではないと思っています。そのため今の状態を変えるためには、考え方そのものを変える必要があると。

 

自己啓発書などは、あくまでも行動する指針を得るために読むべきものであって、それ自体を読むことで満足していては意味がない。

それをどう活かすか?が重要ですね。

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