時代の流れを読む知識を身につける~『斎藤一人の「世の中はこう変わる!」書評』

『斎藤一人の「世の中はこう変わる!」/小俣貫太』

この本で私が言いたいことはたった一つ。

どんな時代が来ようと、そのことが先にわかり、準備を終えている人にとっては、ラクに楽しく過ごせる―ということです。

こんにちは、哲也です。

 

本書は、斎藤一人が時代をどのように読んでいたのか、なぜそうなると考えたのか、ということについて学ぶことが出来ます。10年以上前に出版された書籍ですが、先を読むための思考を学ぶには、読みやすく良い書籍だと思います。

 

もちろん、オカルト的な未来予知とは異なり、別に書籍に書いてあることが全て現実に反映されているわけではないです。神田昌典の未来予測の書籍でも同じだと思いますが、重要なのはどんな方向に時代が向かっていくのか、それを大雑把にでも把握できることです。

 

時代の流れがどう向かうのか分かっていれば、時代の流れに逆らうような見当違いのことをする恐れはない。また、時代の流れを読むということは、その分、先が見えない人と比べて一歩先を行ける可能性があります。

 

だからこそ未来予測を学ぶ必要があると僕は考えています。それでは、本書から学んだことについて書いていきます。

人が時代を作るのではない

「時代のリーダー」と呼ばれる人がいます。大ヒット商品を次々と生みだしていく人などが「時代をつくった」と言われますが、この認識は間違いです。

 

モノが現れたから、人が欲しいと思うのではない。時代のリーダーとは、その時代の人が求めている商品を誰よりも早く作っているだけです。

 

人には時代の流れを変えることができません。どんなにいい商品を作っても、どんなに画期的なアイディアでも、その時代に求めれらているモノでなければ、支持されるものになり得ません。

 

だからこそ、時代を読む力が必要になるわけです。

頭脳労働の時代が来る

肉体労働の時代が終わり、頭脳労働の時代へと変化してきています。肉体労働とは、誰にでも出来るような仕事のこと。誰にでもできる仕事であれば、人件費が安い国に仕事を依頼することが多くなります。

 

日本は、移民などの外国人を入れることを嫌いますから、日本国内の仕事であれば、肉体労働が消えることがないと思われるかもしれません。しかし、中国などの人件費と比べると、日本人労働者の人件費は割高であることも事実。

 

そのため、企業は人件費を抑えるために、例えば10人必要な仕事を3人で出来るように工夫したり、機械を導入して自動化を進めるなどして、どんどん働く人数を削っていく。そうなると、肉体労働の必要性が無くなっていきます。

 

頭脳労働の時代とは、実力が試される時代になるということ。能力がある人だけが生き残っていき、能力を高める努力をしない人は生き残れないんです。

イヤだと言っても、厳しいと思っても、時代は変わらない。それよりも、実力が評価される時代が来るんだと思って、喜んだほうがいい。時代に合わせて生きていくしかないんだよ。

大企業神話の崩壊

少し前までは「大きいものは有利」という価値観が当たり前でした。大企業であれば、公務員であれば安心だろうという考えです。しかし、今の時代、その価値観が崩れつつありあますよね。

 

誰もが知っている大企業が倒産の危機に陥ったり、実際に倒産したり。老後が安心だと言われている公務員も、年金をもらうことが出来ない可能性も出てきた。

 

このような状況になっているのに、それでも大企業、公務員の人気が高まっているのは、「他に何を選べばいいのか分からない、だからとりあえずここを選んどこう」と考えているからです。

変化の激しい時代だからこそ、小さいものが有利に

今の時代は、変化が非常に激しくなってきています。

 

少し前は、大流行が起きた商品、例えばポケベル、ファックス、携帯電話などは、その流行が長期間続きました。しかし、今は商品ライフサイクルが短くなってきていることから、このような長期間の大流行が今後起きることはありません。

 

だからこそ、重厚長大の大企業よりも、小さな個人経営レベルの会社が有利になってくる時代が来るんです。

 

大企業は、大企業であるがゆえに、どうしても動きが遅くなってしまいます。新しい事業を始めるときも、社内で何度も会議を重ねて、慎重な市場調査を実施し、そのうえで失敗する可能性が低いことが分かってから動きにでる。しかし、これでは新事業を立ち上げたときには、急激な時代の流れに遅れている可能性があります。

 

そこで、小さな会社が有利になる。小さな会社、例えば30人程度のワンマンの会社など、トップが決断したことをすばやく実行するような会社であるからこそ、急速な時代の流れに乗ることが出来ます。

 

トップ絶対の組織であるからこそ、トップには実力が求められますし、責任もより大きいものになります。トップの意思決定が誤っており、大規模な損益を出してしまったら、トップ交代、解雇、といった責任をとるほどに。しかし、責任の分だけトップの報酬もこれまでとは異なるものにしなければいけない。より多くの報酬を受け取れるように変化が必要になります。

 

今の日本の法律では、社員の何倍以内、というように社長の報酬が決められています。しかし、社長業は責任が大きいのに報酬も少ない、では誰もやりたがらないでしょう。国が経済に口出しすることで、経済の動きが活発化が抑制されてしまっている。

 

今の日本を変えるためには、国の政策、働く人の意識改革が必要不可欠になるというわけです。

まとめ

こうした未来予測系の書籍を読むと、よくこんなことが読めるな~と面白く思います。

 

大きく結果を出している経営者ほど、時代がどう変化していくのか、ということについて深い考察をしてますよね。

 

斎藤一人、神田昌典、ほかの有名な企業経営者、起業家などは、まるで未来が分かっているかのような動きを見せることがあります。時代の変化を読み解くことの重要性を、ひしひしと感じますね。

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