読者を迷わせない明確な文章執筆が出来るようになる~【コミュニケーション技術・実用的文章の書き方】書評

こんにちは、哲也です。

 

今回読んだ『コミュニケーション技術・実用的文章の書き方』では、

読み手に誤解を与えない文章執筆について学ぶことができました。

 

僕の今の仕事は、報告書を書くことはなく、文章執筆をするとしてもブログ位です。

しかし、本書は、実用文を書かない人にとっても有益な知識を授けてくれました。

 

僕が本書から学んだことは、誤解を与えない文章執筆についてです。

誤解を与えない文書を書く

自分の文章が、読み手に誤解を与えないようにするためには、

単語、文、パラグラフの目的を一つにする必要があります。

単語の目的を一つにする

伝えたい意図以外に捉えられるような、単語の使用を避けるということです。

 

分かりにくいですかね?

言い換えると、曖昧な単語の使用を避ける、ということです。

 

『子供が学校に行った』という文で考えてみましょう。

この文の単語は、『子供』と『学校』があります。

 

子供とはいったい誰を指しているのか分かりません。

息子か娘か?

長男か次男、はたまた長女か次女か?

 

また、学校も曖昧な言葉です。

小学校、中学校、高校なのか?

それとも専門学校、大学なのか?

 

曖昧な言葉は、実用文以外では厳格に使用を避ける必要はないです。

例えば詩で曖昧な言葉がなくなるのは、ちょっと想像できないですよね。

 

しかし、曖昧な言葉が多ければ多いほど、

読者はあなたが伝えたいとする情景を想像することができません。

 

『雨が降っていた』

この一文にしても、

雨とはどのくらいの雨なのか?

小雨、大雨、暴雨、スコールetc,,,

雨という単語だけでは、読者は情景を想像できませんよね。

 

自分の意図をはっきりと伝えたければ、

曖昧な表現はできるだけ避けるようにしましょう。

文の目的を一つにする

長すぎる文を読んでも、その内容を理解することができません。

書き手が何を伝えたいのか分からないからです。

 

なぜこのような事態になるかというと、文の目的が一つになっていないからです。

文の目的が二つ以上になると、読者は混乱します。

 

例えば、次の文はどうでしょうか?

『この美容室は、お客様の髪を美しくしますが、髪を美しくするためには、お客様の現在の髪の状態を知ることが重要で、髪の問題を知るカウンセリングを行い、お客様の髪に最も適した施術をすることにより、美しい髪を実現することができるのです。』

 

文章が長すぎて、結局何を伝えたいのか分かりませんよね。

 

上記の文を、目的ごとに分けると、

『この美容室は、お客様の髪を美しくします』

『髪を美しくするには、お客様の現在の髪の状態を知る必要があります』

『お客様の髪の問題を知るために、カウンセリングを行います』

『その後、お客様の髪に最も適した施術を行います』

『そうすることで、美しい髪を実現できるのです』

と一文が一つの目的(≒意味)になることで、文がすっきりしました。

 

文は短ければいいという訳ではありません。

文の長さは女性のスカートのようなもので、短ければ短いほどいい。

しかし、最も大切な部分はカバーしていなければいけない。

この英文の通り、文章は短いほうがいいが重要な部分が抜けてはいけない、ということです。

パラグラフの目的を一つにする

パラグラフとは、一つの文の塊のことです。

 

パラグラフの目的を一つにするためには、起承転結でいう『転』があってはいけない。

『転』があると、パラグラフの目的が一貫性と統一性を持っているといえなくなるからです。

 

パラグラフを構成するとき、

総論→各論

という順に文章を書く必要があります。

最初に総論を述べることでパラグラフの目的を明確にし、

次に各論を述べることで内容を補足していく。

 

ブログでも、見出しごとの目的を一つに絞ることが重要です。

 

例えば、『ダイエットには糖質制限がおススメの理由』という見出しの中に、

『糖質制限がおススメの理由』と『糖質制限が及ぼす悪影響』という内容があると、

読者は書き手が何を言いたいのか分からなくなります。

 

見出しが『ダイエットには糖質制限がおススメの理由』であれば、

その見出し内では、

『ダイエットには糖質制限がおススメの理由』という一つの目的で文章を書くべきです。

まとめ

分かりにくい文章を読んでいる時ほど、ストレスが溜まることはありません。

『結局何が言いたいの?』

『もっと分かりやすく言えないの?』

思わず、こんな感想を持ってしまいます。

 

分かりやすい文章=誤解を与えない文章であり、

ある意味、文章の『読みやすさ』の要素の一つであると思います。

 

僕が読んでいて、この人読みやすい文章書くなーって人は、

伝えるべきことが明確になっていて、

それが伝わってくる文章を書いています。

 

誰かに読まれる前提で文章を書く場合は、

『自分が読者に何を伝えたいのか?』を意識して文章を書くことで、

より読みやすく伝わりやすい文章を書けるはずです。

 

PS.

本書のような文章執筆系の書評を書くのは、結構勇気がいります(笑)

 

『いや、お前全然できてないやんけ!』

と突っ込みがありそうで怖いんですよね~

 

もし記事を読んでて、おかしな部分があれば、

伝えてくれるとありがたいです^^