アイディア勝負で起業すると失敗する●●な理由

こんにちは、哲也です。

 

起業することが難しいように思える理由の一つとして、起業するなら誰もが驚く革新的なアイディアが必要である、と思っていませんか?

ヤフー知恵袋などの質問を見ていると、多くの人が起業とはアイディア勝負だと思い込んでいます。

それを見ていて、みんな起業の事を特別視しすぎじゃない?と疑問に思いました。

 

起業するのに誰もが驚く革新的なアイディアが必ずしも必要であるのなら、僕はいつまで経っても起業することはできないと思います。

起業とは何だと思いますか?

起業とは、大雑把に言うと商売をすること、商品を売ることです。

それを難しく捉えすぎているからこそ、起業することにしり込みしている人も多いのではないかと思います。

 

起業に特別なアイディアは必要ない。

そのことについて今回の記事では書いていこうと思います。

事業ライフサイクルの短期化

世の中の有名な起業家たちを見ていると、何かしら特別なことをして成功しているように思えます。

でも、みんながみんなGoogleのような特別なことをしていると思いますか?

そうじゃなくて、世の中の多くの事業というのは、もっと地味なものです。

 

もし、あなたが起業するにはアイディア勝負だと考えているのなら、起業すること自体が困難ですし、失敗するリスクも高いと言えるでしょう。

誰もがアッと驚くようなアイディアなんて、そうそう思いつけるものではありません。

それに例え思いついたとしても、今の商品のライフサイクルは非常に短くなってきています。

商品自体の寿命が縮んできているということです。

例えば、iPhoneなどのアップル製品を思い浮かべてみてください。

昔は新商品を出したら、数年間はそのモデルが普及していました。

しかし、今は新商品を出した半年後にはまた新しい商品の発表をしていますよね。

 

商品ライフサイクルだけが短くなっているわけではなく、事業そのもののライフサイクルが短くなっています。

要は、革新的なアイディアを思いついたところで、その市場はあっという間に時代遅れになってしまいます。

となると、数年間かけてやっと思いついたアイディアで起業したら、あなたはあっという間に時代に取り残されて、誰からも見向きもされないような状態になってしまうわけです。

時代に乗り遅れないために必要なのはアイディアではない

商品、もしくは事業のライフサイクルが短くなっているのに、アイディア勝負で起業しようと思ったら、時代の変化について行くことが困難だと分かったと思います。

市場の変化が激しさを増していく中、どのような起業が最も安泰だと思いますか?

それは、成熟期の商品、市場で稼ぎ、時代の変化に合わせて波乗りのように次の商品、市場へと乗り移っていく方法こそが、変化の激しい現代で起業して成功する最も簡単な方法です。

 

成熟期が分からない人もいると思うので、ここで説明しておきます。

商品ライフサイクルには、4つの段階があります。

導入期、成長期、成熟期、衰退期。

導入期とは、商品の市場が誕生したばかりの状態です。例えば、ベンチャー企業などが次々と新しい商品を開発し、ローンチしているような段階です。この時点では、その市場が成長するかどうか分かりません。

成長期とは、商品の市場が盛り上がりを見せた状態です。成長期になると、その市場で利益が期待できると判断出来るため大企業が参入してきます。大企業が参入することによって、その商品の知名度が上がって来ている状態です。

成熟期は、商品の市場の盛り上がりがピークを過ぎた状態です。商品が一般的に広がった状態で、上手くいく方法が確立されています。

衰退期は、市場の盛り上がりが全くなくった状態です。この商品は時代遅れで、市場のお客から見向きもされなくなっていきます。

 

これらを照らし合わせると、成熟期が起業して利益を得るのに最も適していると言えるのが分かると思います。

導入期に参入するのは、ある意味ギャンブルです。上手くいくかどうかが分からない。

成長期は、大企業がガンガンお金を使って商品を開発している、いわば資金力で勝敗が決まるようなもので、お金に余裕がない起業家には適さない。

衰退期の市場に参入するのは、時代の流れに逆らっているようなもの、残念ながら手書きの手紙の時代はもう来ません。

 

商品ライフサイクルは、ある程度見極めることができます。

導入期、成長期、成熟期、衰退期は、それぞれ等間隔になっていて、商品が市場に出てからの流れを振り返れば、今どのあたりに該当するのか把握することができます。

そこで、成熟期に入っている市場で、どのようにすれば上手くいくか、ノウハウが出揃っている市場を見つけることができれば、特別なアイディアは必要ないですよね。

真の安定した起業とは、成熟期を見つけて、美味しいところだけを頂き、衰退期に入る前に市場から撤退し、また違う成熟期の市場に飛び移るものです。

アイディア勝負というのは何も考えていないのと同じ

アイディアで勝負することがいかに危険であるか、理解できたかと思います。

アイディア勝負で起業するというのは、聞こえはいいですが、何も考えていないのと同じです。

商品ライフサイクルが短期化している現代で、アイディア勝負の起業で成功できたとしても、一発屋の芸人と同じように、すぐに時代遅れになっていきます。

 

必要なのは、アイディアではなく、市場を見極め、確立されているノウハウを正確に実行し、確実に利益を得る。

この方法であれば、アイディアなんて市場にいくらでも転がっていますし、自分で考える必要はありません。

自分で考えていることよりも、市場の情報のほうが信頼できますよね。

 

であるならば、起業家に必要なことは、革新的なアイディアを思いつくことでなく、次々と参入できる市場をリサーチする能力であると言えるわけです。

リサーチするには、今の時代の流れであったりを知る必要があります。

そのために、調べたり勉強していくことが必要です。

 

今の時代は、生涯学習の時代です。常に学び続けなければあっという間に時代遅れです。

時代に取り残されないように、常に情報を摂取していきましょう!