元公務員の視点で見る!今の時代に公務員になることの危うさ

こんにちは、哲也です。

 

大企業に勤めていれば一生安泰。

一昔前までは確かにその通りでした。

でも、今は大企業の経営が破綻することが珍しくなく、リストラされる事だって普通にあり得る。

そんな状況では大企業=安泰、とは言えなくなってきているのは、誰しもが思っていることだと思います。

 

大企業に勤めることが絶対的な安泰ではなくなった今、絶対に潰れない公務員になることこそが将来安泰である。

そう考えている人も多いのではないでしょうか。

僕は、高校卒業後、約5年間公務員として働いていました。

実際に公務員として働く中で、公務員であることのメリットは年々少なくなっていることを肌で感じていました。

また、むしろ公務員であることはある意味でリスクがある、そう思います。

 

こう話すと、

公務員を辞めたことを後悔しているから、辞めたことを肯定するために公務員を否定している、

と思われてしまいがちなんですが、そうではないんですよね。

実際僕は公務員を辞めたことに関しては一切後悔していません。

それどころか、ズルズルと中年になるよりも、早いうちに公務員を辞めてよかった。

本気でそう思えています。

 

ネット上にいるなんちゃって起業家たちが公務員を否定していますが、彼らは自分の手段を正当化したいだけ。

公務員には、実際のところ、どんなメリットやデメリットがあるのか、理解していません。

でも、僕は実際に5年公務員として働いてきました。

そこら辺の薄っぺらい人の意見とは違う訳です。

 

ということで、今回の記事では、公務員として5年働いてきた元公務員の僕が、今の時代に公務員になることの危険性について説明していこうと思います。

公務員はクビにされないし給料は安定している。でも…

公務員であることのメリットは、大雑把に、3つあります。

一つはクビにされない(倒産する恐れがない)。

一つは給料が安定している。

もう一つは充実した福利厚生です。

 

公務員と一般企業が全く異なるのは、クビにされる心配をしなくていいことですよね。

犯罪に手を染めれば一般企業だろうと、公務員だろうとクビになることは変わりません。

しかし、一般企業と違って、公務員はどれだけ財政破綻しようとも、潰れることはないです。

公務員、公共機関が破たんするということは、その国の秩序が破綻することにつながるので、絶対にそんな事態にはならないのは想像しやすいと思います。

 

また、給料が安定しているのもそうです。

毎月決まった額が振り込まれ、ボーナスは年2回確実にもらえて、年々昇給していく。

一般企業では、会社の経営が傾いてくると、ボーナスの額にも影響が、割とすぐに出てしまいます。

 

さらに、福利厚生も充実しています。

無料、もしくは格安の社宅に住むことができて、退職金や手厚い年金が支給されます。

 

ですが!!!

これらの3つのメリットは、実はメリットではなくなってきている。

それが理解できている人は、意外と少ないです。

ここからは、元公務員という視点で、公務員のデメリットを語っていきましょう。

公務員であることのデメリット

公務員には、クビにされない、安定した給料、福利厚生という3つのメリットがあります。

しかし、これらは実はメリットではなくなってきています。

特に、安定した給料、福利厚生の2つが、ですね。

公務員の給料は右肩下がりになる

安定した給料と言いますが、まず公務員の給料はそんなに高くないです。

公務員の平均給料がどのように決められているかというと、日本のサラリーマンの平均年収を基準にして考えられています。

サラリーマンの平均年収によって、公務員の給料も左右される可能性があるということです。

 

ところで、今の時代、サラリーマンの平均年収は右肩上がりでしょうか、右肩下がりでしょうか?

間違いなく年々下がってきていますよね。

そして、これからも不況の波は続いていくでしょう。

その理由として、労働力の低下、というものがあります。

 

今の日本は高齢化社会で、若い世代がどんどん減少してきています。

主産率が低下している理由として、各家庭の経済力の低下などが言われていますが、それであれば、今後も出産率が劇的に向上することはないでしょう。

出生率が低下し、国内の人口が減っていくとどうなるか。

お客さんが少なければ、ビジネスで大きな額を稼ぐことはかなり難しいです。

つまり、人口減少と経済規模の縮小はセットになっています。

ようはこれからも平均年収は下がり続けるのだから、公務員の給料も下がり続ける傾向にあるということです。

消滅する福利厚生

さて、給料が下がり続けるだけならまだしも、もう一つのメリットである福利厚生を受けることさえ怪しくなってきています。

僕が公務員時代の上司、先輩方は、退職金が毎年減ってきている、という話していました。

以前までは3000万円近くの退職金を貰えていたらしいんですが、最近では2000万円近く。

そして今後、退職金の額は2000万円以下になるほど、下がり続ける傾向にあります。

 

また、厚生年金のメリットも怪しくなってきています。

年金に関しては、一般企業も公務員も、今後受給年齢が引き上げられていきます。

何故かというと、高齢化社会で、年金生活をする高齢者を支える若者が少ないからです。

つまり、今後は一人一人の年金の負担率は増加していくのに、自分は全然年金をもらえない。

そうなることは目に見えている状況なわけです。

真の安定を手に入れる唯一の方法

これらが僕が公務員になること、公務員であり続けることが、安心で安泰しているとは、断じて言えないと思う理由です。

公務員って、国の経済に左右される存在です。

雇い主が国である以上、当然ですけどね。

そして、不景気になれば、もろその影響を受けることになります。

決して絶対安泰であるとは言えないですよね。

 

では、今の時代に真の安定、安泰を手に入れるための方法はないのかというと、一つだけ方法があります。

それは、自分でお金を稼ぐ能力を身につけることです。

公務員やサラリーマンでは、なかなか自分でお金を稼ぐ能力は身につきません。

雇われている限り、その能力を身につけるのは困難であると言っていいでしょう。

 

だからこそ、僕は起業することが、自分でビジネスをすることが、一番安定すると感じています。

起業することがリスクだらけであるように思えるのは、起業に関して勉強していないからです。

知らない世界だから、中身が見えないから、怖く見えるんです。

ビジネスを知れば知るほど、起業することが時代の流れに沿っているのか理解できます。

 

これからは雇われるのは、自分で稼ぐ方法を身につけなくてもいいけど、その代わり収入や福利厚生も微妙みたいな。

あんまりおいしくなくなることは、目に見えている状態です。

で、あるならば、必死になって努力、勉強する必要性はあるけれど、自分で稼ぐ能力を身につける。

起業して、いつでもお金を稼ぐことができる。

そんな状態になったほうが、安定していますよね。

 

これからは起業する人がどんどん増えていきます。

個人が活躍する時代へと変化していっています。

どんな人生を歩むかは、自分次第だということですね。