超人気webライターヨッピーの成功哲学を学ぶ!~『明日クビになっても大丈夫!』【書評】

こんにちは、哲也です。

 

今回読んだのは、webライターとして有名なヨッピーさんの『明日クビになっても大丈夫!』です。

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実は、今回の書籍を見るまでは、ヨッピーさんのことはあまり知りませんでした。

だけど、何年か前に『千葉市長とシムシティで対決する』というような記事を見たことだけは覚えていて。

当時は『面白いことやる人だな~』とか、『千葉市長ノリ良いな 笑』とか思っていました。

 

だから書籍の紹介欄を見ていて、『千葉市長と~』という見出しを見た瞬間、

『ああ、あの人か!』

と昔の記憶を思い出し、

『あれだけ面白い企画を立てる人だから本も面白いに違いない!』

と考えて、さっそく購入してみました。

 

で、やっぱりwebライターとして有名なだけあって、文章がするする頭に入ってきますね。

あっという間に読み終えることができました。

 

ちなみに、書籍の内容は、

①ヨッピーさんの会社員から現在までの話

②独立の話

③ヨッピーさんの仕事へのこだわり

という3つのテーマに沿って書かれています。

 

特に一番共感できたのが、ヨッピーさんの会社員時代の話。

 

社会人あるあるというか、こういう意味不明なことあるよね、みたいな部分に

『いや、マジで、ホントそうなんだよね~』

と思わず心の中でヨッピーさんに語り掛けていました(笑)

 

どんな人におススメか?

 

それで、今回読んだ『明日クビになっても大丈夫!』ですが、

●会社員としての将来に不安を感じている

●サラリーマン以外の人生を歩みたい

●行動が大事っていうけど、何をすればいいのか分からない

といった悩みを抱えている人にお勧めです。

 

書籍では、ヨッピーさんの成功術について知ることができます。

とはいっても、巷にあふれる成功術系の書籍よりも断然読みやすいし、書籍全体を通してコラムを読んでいる気持ちで読めました。

 

それでは以下、読後感想です。

 

会社に対する不満

冒頭でも述べましたが、書籍を読んでいて、ヨッピーさんの会社員時代の話に凄く共感できました。

 

ヨッピーさんが新入社員として働いていた当初、現場を見て来いと、数週間ある物流の倉庫に行かされたそうです。

で、その現場でやっていた仕事が『鉄骨を洗うこと』だったと。

『あれ?この人は頭がおかしいのかな?』と思った。だって、鉄骨をブラシで洗うことと物流の仕組みを知ることはなんの関係もないからだ。

本当に、日本の会社というか、企業には無駄な(というか残念な)習慣が多すぎると感じる。

 

以前、僕が働いていた某大手企業の工場も、まー無駄なことが多かったです。

『今日は清掃強化の日だ!』とか言って、残業させて掃除をさせていたんすよ。

しかも強制である。残業なのに…

 

いやいやいやいや。おかしいでしょ。

 

工場だから整理・整頓・清掃が重要なのは分かる。だけど、わざわざ残業してやること?

平日生産が落ち着いている時で、暇な日なんていくらでもあるじゃん?

なぜに無理して、しかも残業でやるんですか?

と、会社の意図にまったく意味を感じれなかったんですよね(笑)

 

他にも、工場のラインが止まって、さあ帰ろうと思ったら、

『おい!お前まだ定時なってないだろうが!?』

とのお叱りを受けたことがある。

 

ちなみにその工場では、更衣室が現場から歩いて10分くらいのところにある。

だから、定時の10分前にラインが止まったら、当然片してからすぐに帰れる(更衣室に行ける)ものだと思っていたのだ。

 

しかし、定時になるまで持ち場を離れるなというのが会社の決まりらしかった。

何じゃそれ?馬鹿じゃねえの?

という気持ちを抱きながら、しぶしぶ従っていたことを思い出す。

 

まあ、どんなに会社に文句があろうと、雇われている限り我慢するしかない、と僕は感じている。

結局、どんなに理不尽なことがあっても、雇っていただいているのだから、それで飯を食っているのだから、何も言えないよね、と。

 

ちょうど学生の立場と同じで、例えばお小遣いが少なくて親に文句を言っても、『じゃあお小遣いやらねえよ』と言われてしまえばお終いなのである。

少なくとも一か月(お小遣いが)一文無しで過ごすのに比べれば、しぶしぶ従ったほうがマシ。

多くの人はこんな感じで、日々の生活に折り合いをつけていると思う。

 

 

また、以下の部分もその通りだな、と。

結局のところ、ひとつの歯車であるサラリーマンからすれば『誰にでも出来る仕事』にはあんまり誇りをもって取り組めないのだ。

『これは俺にしかできない仕事だ』と信じながら進む方が楽しくやれるに決まっている。

組織を運営する側からすると、『誰がやっても同じ結果が出る』という組織運用が望ましいと思う。

その人がいなければ回らない仕事など、ある意味リスクでしかないから、当たり前と言えば当たり前。

 

だけど、これでやりがいを感じられる人はあんまりいないと思う。

要は、綾波レイ風に言えば『私が死んでも代わりはいるもの』状態である。

 

誰がやっても同じ仕事なら、自分でなくてもいいと思うのが人間じゃないだろうか。

 

著者がオモコロというサイトでほぼタダ働きで記事を書き続けていたのは、やりがいがあったからだという。

ふざけた記事を書いて、面白いといってくれる読者がいる。

こういった反応がダイレクトにあるから、面白いと。

 

それだけじゃない。

著者がオモコロというサイトで記事を書き続けていたのは、オモコロに関わる人が面白かったこと。

もう一つは、ネット上の影響力を持ち続けたかったからだという。

 

オモコロで記事を書くことでファンができる。

そういった『自分の事を知っている人』を増やすことで、影響力が増していくと考えていたそうです。

 

さらに、時代の流れ的にも、ネット上での力をつけておくべきだと。

そうすることで後々役に立つであろうと。

こういった考え方は、流石だな~と感心させられますね。

 

まずは副業から始めよう

ちまたの、なんちゃって起業家たちは

『まずは行動だ!』だとか『直ぐに会社辞めて起業しよう』みたいなことを言っている人が多い。

 

けど、ヨッピーさんの場合、このあたりの考え方が合理的だったのにびっくりした。

『明日クビになっても大丈夫!』というタイトルだし、てっきり『会社なんて辞めちまえ!』ということを言うと思っていたのだ。

 

でも、そうじゃなくて、

出来るだけリスクをとらず副業から始めるべき

という意見で、かなりまっとうな意見だなと感じた。

あなたの事を親身になって考えれば、『会社、辞めれば?』なんて気軽に入れるセリフではない。

もっとマイルドな選択肢が他にもあるんだぞ、ということを僕は言いたい。

何故かというと、自分でお金を稼ぐということは、(たぶんやった事が無い人には想像ができないだろうけど)かなり難しいからです。

 

いや、マジで1万円稼ぐのも大変。

血反吐を吐くんじゃないかレベルで必死になっても、1円も稼げない、なんてことがザラにあるのである。

 

これを著者は『稼げずの谷』と呼んでいる。

この『谷』は起業した誰もが通る道なのだ。期間の長い短いはあるにしろ、全員、必ず通る、といってもいいかもしれない。

うさんくさい、なんちゃって起業家たちは、

『すぐ稼げる』

『大金が稼げる』

『誰でも稼げる』

というインスタントラーメン的な起業が出来ると謳うが、そんなことは無理ということだ。

 

著者は、脱サラ後のライターとしての月収は4万円だったという。

そんな状況下だったから、自分の信念を曲げて、どうでもいい記事に時間を費やしかけたこともあったとか。

 

だからこそ、まずは副業から始めるべきだと、実体験からいってる。

やはり、自身が経験していることを話す人の説得力は違うと納得させられますね。

 

 

副業が会社の規定で禁止、という人もいるかもしれない。

それに対して著者は『そんなもん無視しろ』と。

 

そもそも国の法律的に副業は禁止されていなくて、禁止されているのは公務員くらいなんですよ。

(公務員でも、農業とか、特定の条件下としかるべき申請をすれば副業出来たりするのだが)

 

で、会社にばれたらうるさいのであれば、ばれずにコッソリと副業すると。

『会社を辞めて本気で取り組まないと専業には勝てない』みたいなことをいう人もいるけど、あんなのは完全にウソっぱちなので無視しておけばいいと思う。

本当にその通りだと思います。

会社を辞めれば本気になれるかというと、本気にはなれない人がほとんどだと思うんですよね。

 

だって、減り続ける貯金通帳を目にして、それでもなお、本気で取り組めるのか?と思うからです。

ほとんどの人は、そんな鉄のハートは持っていないですよね。

 

きっと

『このままじゃ貯金がなくなる…』

『やっぱりサラリーマンやっとけばよかった』

という風に後悔することが目に見えているわけです。

 

収入>支出になっていれば、割と心は安定しますが、逆だとまず無理。

というか、僕は無理だと感じました。

 

僕の場合、もともとが公務員として働いていて、それで起業したいと思って公務員を辞めました。

でも、いきなり稼げるとは思っていなかったので、とりあえずバイトから始めることにしたんですよね。

だって、公務員副業禁止されているし。

 

もし副業なんてできる時間ないよ!という人がいたら、たぶん独立することなんて無理なんだと思う。

独立して成功している人って、『寝る時間削って』まで自分の目標のために努力しますから。

 

というか、一日1~2時間も、本当に時間が取れないのであれば、たぶんその会社はブラック企業なので、早々に転職したほうがいいと思います。

僕が公務員辞めてバイトを始めたみたいに、環境を変えなきゃどうしようもない人もいるでしょうから。

 

手段とか、世間体とか、そういうの気にしなかったら、『会社辞めて食っていけない!』なんてことには、まずならないですよ。

(バイトとか、契約社員とか、派遣とかなら、いくらでもあるという意味)

 

どうにでもなります。

そこは日本のいいところだと感じています。

 

趣味をアウトプットする

著者は、趣味には2種類あるといいます。

一つは消費型の趣味。もう一つは生産型の趣味です。

 

消費型の趣味っていうのは、ただそれをやるだけで満足しているのもとか。

例えば、映画を見に行って、面白かった~、で終わるのは消費型の趣味。

それに対して、生産型の趣味っていうのは、映画を見て、その感想をブログに書くとか、そんなやつです。

 

こういった世の中に対して、何らかのアウトプットをしていくのが大事であると、ヨッピーさんは言います。

 

インターネットがあり、アウトプットの障壁は凄く低くなっている。

言ってしまえば、Twitterでつぶやくことから始めるのでもいいわけだ。

 

アウトプットすることで、ファンが出来るかもしれないし、何かしら自分のキャリアにつながるようなことが起きるかもしれない。

 

また、アウトプットするということは、誰かに見られる前提であるということ。

誰かに見られるからこそ、より真剣に趣味に没頭するし、アウトプットの実力も上がっていく。

 

さらに、

『情報は発信する場所に集まる』ということだ。これはもう絶対に間違いない事実である。

情報を発信することで、その情報を受け取った人からのレスポンスが届く。

それがまた新しい情報となって、良いスパイラルが起きるわけです。

 

わかる未来について、とことん考える

今後、ほぼ確実に変化していくものがあります。

それは日本の人口の減少であったり、自動運転の車の登場であったり。

 

で、ヨッピーさんは、こういった来るであろう未来のことに対して、その時代の流れに沿っていくことが重要であるといいます。

 

例えば、日本の人口が減少したら、そのまま日本のマーケットが縮小していくのは目に見えている。

であれば、今度は海外に視野を向けていかなければいけない、程度の事から考えていくべきかと。

 

大成功している起業家や実業家の人を見ると、やっぱり未来に対する洞察力が半端ないです。

嫌いな人もいるかもしれませんが、斎藤一人とか、神田昌典とかも、未来に対する洞察力がやばいな、と思うんですよね。

 

未来から目を背けても意味がないし、気づいたら八方塞がりになっていた、なんて冗談じゃない。

だからこそ、将来に目を向けて、何が起きるのか。

それに対してどう対策を打つのか、こういったことを考えるべきかな、と思うわけです。

 

ちなみに、上記の日本の人口減とか自動運転はヨッピーさんがこういったものもあるよね、と例に出したものなんですが。

 

これ以外にも、僕が注目すべきだと思うのは、AI(人工知能)と仮想通貨です。

まだまだ真剣にとらえている人は少ないですが、間違いなくGoogleの検索エンジンと同じくらい影響力を及ぼすものになると思います。

 

ちょっとづつでも、知識を身につけるべきなのかな、と。

そういう意味では、本を読むことは、やっぱりためになると思うんですよね。

 

ヨッピーさんの自己プロデュース術

ヨッピーさんの自己プロデュース術にも、見習うべきことが多かった。

だけど、この部分については、島田紳助の『紳竜の研究』でも似たような話を聞いていたので、新鮮味はなかったかな。

 

興味があれば、紳竜の研究も見てみるといいと思います。

島田紳助を嫌いな人もいるかもしれませんが、好き嫌いは別として、学ぶべきところは学ぶべきかと。

多くの起業家が勧める”島田紳助流”の成功哲学を学ぶ~【紳竜の研究】レビュー

 

まとめ

ホントはもっともっと書きたいこともあったのですが、予想以上に長くなってしまったので、この辺で^^;

 

ヨッピーさんの意見の多くは、かなり共感できる部分が多くて、今回の書籍は読んでいてかなり面白かったです。

 

副業から始めるべきとか、アウトプットすべきとか。

あと会社に対する不満とか。

うんうん、とうなずきながら読んでいました。

 

特に、独立を考えている人とか、読んでみると新しい発見が多くあっていいかもしれませんね。

こういった考え方の書籍ってあんまり見たことないので。

 

ヨッピーさんを知っている人でも、知らない人でも、読んで損はない書籍です。

面白いので、ぜひ一読あれ^^

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