これから必要不可欠になるスキルを寿司職人達から学ぶ『オリジナリティ~全員に好かれることを目指す時代は終わった』書評

どうも、こんにちは。

哲也です。

 

最近、サボりがちだった自炊を再開してみたんですが、、、

やっぱり料理って難しいですね~

 

米を炊くのも、目分量で炊いているからかベチャベチャになったり、

調味料の量を勘で決めているので、薄すぎたり、濃すぎたり。

 

『あれっ?なんで上手くいかないんだろう?』って、日々、試行錯誤しているんですけど。

もっと前から料理をしておけばよかったな~、と今更ながら後悔しています。

(ちゃんとレシピ見て、それ通りに作れよって話なんですがw)

 

まあ、そんな話は置いておいて(/_・)/●

 

今回読んだのは、『オリジナリティ~全員に好かれることを目指す時代は終わった』です。

オリジナリティ~全員に好かれることを目指す時代は終わった~

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この書籍では、15人の『食』にまつわるエキスパートたちに、

著者である本田直之氏がインタビューをしていきます。

 

これからAIなどが発達していくと、機械などに人の仕事を奪われるかもしれない。

今のままでは生き残れない時代になっていくかもしれません。

 

そんな時代だからこそ、機械に代替えされないような【オリジナリティ】について、

15人の料理・酒造・農業などのエキスパートから学んでいこう、

というのが本書籍のテーマです。

 

正直、読む前までは、似たような話ばかりになるんじゃないかって思っていたんですよ。

 

ところがどっこい。

350ページくらいある結構なボリュームの書籍だったんですが、

予想に反して、一気に読めてしまいました。

 

昔から、プロジェクトXとか、情熱大陸とか、

ああいった感じの番組が好きだった僕としては、

好みのど真ん中どストライクだったんですよ。

 

こういった書籍を読んでいると、(影響されやすいのもあって)

美味しい料理を食べに行ったり、

美味しいお酒を注文したくなっちゃいます(笑)

 

それで、この書籍の良いところは、

ただ単に料理人たちに『いい話』を聞かせてもらうだけじゃないこと。

 

15人の方々が登場するわけですが、

それぞれが、いわゆる『成功』を収めるのには共通点があって、

しかもビジネスでも重要だろうということが多い。

 

料理などの飲食業だったり、酒造だったり、農業だったり。

こういった業界と直接的な関係がなくても、

自分のやっている業界のビジネスでも重要な要素がてんこ盛りという。

 

下手なビジネス書読むよりも、この本一冊を読んだ方が得られるものが多い。

そう断言できるほど、この書籍の内容が良くて、面白かったです。

『オリジナリティ』51のキーワード

それで、この書籍には

『オリジナリティ』51のキーワードというのが出てきます。

 

こちらは、書籍のエキスパートたちのインタビュー内容から得られた、

これからの時代に必要であろう

●オリジナリティ戦略

●オリジナリティのインフラ

●オリジナリティを構築する行動

●オリジナリティの考え方

という4つの分野に関する重要事項のまとめページみたいなものがあります。。

 

これが書籍の冒頭に出てくるんですが、

この冒頭を読んでから各インタビューを見ていくと、

『そういうことか!』

って、より理解を深めながら読み進めることができるんですよね。

 

また、書籍を読み終わってから「51のキーワード」を読み返してみても、これが良い復習になりますし。

 

もちろん、全部が全部を参考にできるわけではないですが。

『食』の業界ならではのモノもありますし、そうとは思わないかなってやつもあります。

 

それでも、多くのキーワードは各業界でも共通するものだと思うし、読んでみて損はないのかなと。

 

例えば、51のキーワードの一つに

『価格を上げ、利益を上げる』

というのがあるんですが、書籍の中では

「付加価値をいかに利益に変えていくか」

というような説明がされているんですよ。

 

これって、どの業界でも、特に今の時代は当てはまることじゃないですか。

 

大量生産、大量販売をやろうとしてしまうと、

価格競争に巻き込まれて資本がある大企業に潰される運命ですが、

そこで大企業などとは違うやり方をしてみる。

 

他の誰もが気が付かない『オリジナリティ』を作り、

差別化を行って高価格で販売するからこそ、

少ない販売数でも商売として成り立つ。

 

たぶん、今の時代に小規模で大きな利益を上げられているのは、

こういったビジネスモデルが多いと思うんですよ。

 

こういった、

『どの業界にも共通していること』

っていうのは結構多いと思っていて、

そのことに本書籍を読んでいて改めて気が付かされましたね。

書籍を読んでいて気が付いたこと

書籍を読んでいて気が付いたのは、

成功した15人方々は皆『守・破・離』に沿っていることです。

 

例えば、鮨(すし)職人の方のエピソードを見ていると、こんな感じでした。

 

数年間の修業時代を得て『型』を身につける(守)

今まで学んだ方法ではなく、自分なりの方法を実践してみる(破)

それをより昇華させていく(離)

 

つまり、最初から『オリジナリティ』を実践しているわけではないんですよ。

 

まずは地盤固めといいますか、基礎を積み重ねています。

その上で、基礎を活かしつつも、常識にとらわれず、他の人とは異なる方法を試している。

 

最近、これからの時代は個性が大事だ、というような主張がよく聞こえてきます。

が、これに対しては、僕自身もそう感じてはいるんですが、、、

 

どうも、いきなり『個性』を出していけばいいって感じの主張もチラホラ。

 

これにはちょっと違和感を感じていたんですよ。

ただ、何に違和感を感じていたのかが、あまり理解できなかったんですが。

それを、本書籍を読んで、ようやく理解することが出来たんですよね。

 

ああ、なるほど。

やっぱり『守・破・離』なんだと。

地盤固め、基礎が何よりも重要なのだと。

 

最初から何か特別なことを生み出すことなんて不可能じゃないですか。

何かを取り込んで、それを『組み合わせて』独自の発想へとたどり着く。

 

人間を超えるかもしれないAIでさえ、この基礎が必要です。

(教育と言い換えてもいいかもしれませんが)

 

人間の場合は大量の経験をしたり、書籍を読んだり。

AIの場合は大量のデータを読み込むことが基礎になります。

 

こういった下積みなしに、

いきなり『オリジナリティ』を構築しようと思っても、

それは上手くいかないはずです。

 

たぶん、それは『誰かの二番煎じ』である可能性が高いですし、

強烈な個性には程遠いものだと思うんですよね。

(もちろん例外的な天才もいるかもしれませんが)

 

だからこそ、どんな分野で成功するにしても、

下積み時代は必要になるし、

いきなり『ポンっ』と成功できるわけではない。

 

そんなことを理解させてくれる内容でした。

まとめ

と、いうわけで、書籍

『オリジナリティ 全員に好かれることを目指す時代は終わった』

を読んだ感想でした。

 

冒頭でも言いましたが、

下手なビジネス書買うよりもよっぽどいいことが学べるし、

かなりコスパ高い書籍だなと感じています。

 

インタビューのような形式なので、

小難しいことは一切なくて、

すーっと頭で理解できる。

 

個人的には、最近読んだ書籍の中では一番『当たり』じゃないかなと思いましたね。

 

すし職人の型の話とか、酒造の方の話とか、フランス料理のシェフの話とか、農業の話とか。

 

『食』のエキスパートたちの話はどれも面白くて、

読んでいるだけでファンになってしまって、

『この人たちの料理、酒、野菜を食べたい!』

ってなること間違いなしです。

 

コスパ最高なので、興味が出たら、ぜひ買うことをおススメします^^

『オリジナリティ~全員に好かれることを目指す時代は終わった』

PS.

『鮨』っていう漢字が、『すし』って読むって知っていましたか?

 

僕は全然知らなくて、頭の中で

サバ屋?』

サバオンリーとは、またマニアックな』

と、割と本気で考えていました(笑)

 

魚へんの漢字は、無意識に『サバ』って読むんじゃうの、昔からのクセなんですよね…


 

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