『シェアリングエコノミーまるわかり』書評~所有する時代から共有する時代へ




どうも、こんにちは!

哲也です。

 

最近は仮想通貨業界がメチャクチャ盛り上がっていますね。

仮想通貨の一種であるリップルの値段が爆上がりしたことで、ニュースにもなりました。

(完全にハンドスピナーですよね、このロゴマーク)

このリップルが爆上がりした理由には、

リップル社が”誰もが知る大手企業2社”との提携を発表する

という情報が流れたから、らしいです。

 

この大手2社というのが、噂ベースの話ですが、『Amazon』『Uber』らしいです。

アマゾンについては今更説明不要ですね。

Uberというのは、米国で急激に成長しているカーシェアリングの企業です。

Uberは、車に誰か格安で乗せてもいいよという人と、タクシーよりも低価格な交通手段が欲しいという人をマッチングさせる業務を行っています。

これによって、米国のタクシー業界が大打撃を受けるなど、色々と話題を集めています。

そんなUberのようなシェアリング企業が、今各界で急成長しています。

Uberの他にも、民宿のシェアリングを行うAirbnbなども有名ですね。

 

今までのビジネスの手法とは全く違い、既存のビジネスを覆すことになるかもしれない。

所有ではなく『共有』を掲げる経済の事を【シェアリングエコノミー】と呼びます。

 

このシェアリングエコノミーという言葉は、聞きなれない人も多いと思います。

米国では盛んなんですが、日本では文化の違いや法整備の観点から、導入が遅れていますから。

僕自身も、シェアリングエコノミーという言葉自体は聞いたことはありますが、ざっくりとした理解でしかなかったんですよね。

 

そこで、今回シェアリングエコノミーについて詳しく理解しておこうと思いまして、

『シェアリングエコノミーまるわかり』という書籍を読んでみることにしました。

シェアリングエコノミーまるわかり

著者 野口功一

どんな人にお勧めか?

この書籍は、いわゆる入門書的な扱いになるかと思います。

シェアリングエコノミーというものについて全く知識がない人が、その概要を理解するための書籍です。

 

ですので、

●シェアリングエコノミーという言葉を聞いたことが無い

●興味あったけど詳しくは知らない

●シェアリングエコノミーが各業界にどのような変化を与えるのか知りたい

という人にお勧めできます。

 

分かりやすく、シェアリングエコノミーについて書かれているので、理解を深めたい人なら読んでみてはいかがでしょうか?

書籍の重要な点の要約

書籍の中の、シェアリングエコノミーとは何か、という部分を抽出して、要約してみました。

モノの所有の概念が大きく変わる

従来の経済では、モノを所有することが良しとされてきた。

服、車、住宅などを所有することが、幸せにつながるという価値観が主流だった。

ところが経済が発展していくと、様々な問題を抱えるようになる。

例えば、リーマンショックなどの経済危機が訪れたり、温暖化などの環境問題も浮き彫りになってきた。

 

こういった既存の経済への疑問や不安定な生活していくうちに、所有することが良いという価値観に疑問を感じ始めた。

このような背景があり、『モノを所有する価値観』から『モノを共有する価値観』に変化しつつあるのだ。

 

モノの所有からモノの共有に変化するということは、いったいどういうことか?

モノを所有している状態では、そのモノを使用するのは自分や家族だけか、近しい人に貸し出すくらいだった。

しかし、モノを共有するということは、自分以外の赤の他人にモノを貸し出すことになる。

 

モノを共有するといっても、所有権自体は自分にある。

だが、自分が今まで使用していなかった時間に他の人に使ってもらうことで、そのモノの価値は最大化される。

モノの所有者は、共有することで対価をもらい、貸し出される人は購入するよりも格安でモノを使うことができるからだ。

シェアリングエコノミーとは何か?

そもそもシェアリングエコノミーとは何なのだろうか?

書籍内では、シェアリングエコノミーの最大の特徴は、PtoP型のビジネスを実現していることを指す。

PtoPとは、個人対個人のビジネスのこと。

 

シェアリングエコノミーとレンタル業との違いは、共有するモノが遊休資産であるか、という違いになる。

レンタル業は、車や物件などを貸し出す、という意味では共有に当たる。

しかし、レンタル業は、あくまでもビジネス目的でそのモノを所有しているわけだ。

 

シェアリングエコノミーの場合、遊休資産を活用する。

遊休資産とは、例えば誰も住んでいない実家とか、乗らない時間の車とか。

所有者がある目的をもって所有しているが、その目的で使用しない時間がある資産の事を指す。

 

シェアリングエコノミーには3つの特徴的なポイントがある。

①遊休資産の活用②PtoP型③プラットフォーム企業の存在

 

①②についてはすでに説明したが、③のプラットフォーム企業はなぜ必要なのだろうか?

プラットフォーム企業が無ければ、個人と個人を結びつけることが困難になる。

また、シェアリングエコノミーの最も重要な要素の一つである、信頼、信用の担保としての役割も果たす。

マッチング、決済代行、信用担保などがプラットフォーム企業の役割となる。

シェアリングエコノミーの5つのビジネスモデル

シェアリングビジネスには、5つの領域が存在する。

①モノのシェア

フリマ、レンタルサービスなど

②空間のシェア

民宿、駐車場など

③移動のシェア

カーシェア、ライドシェアなど

④スキルのシェア

家事代行、知識など

⑤お金のシェア

クラウドファンディング

読後感想

書籍を読んでいて、よりシェアリングエコノミーについての理解を深めることが出来ました。

 

シェアリングエコノミーが発展していった背景。

シェアリングエコノミーの特徴。

そしてこれから起こりうる変化など。

結構、色々な知識を得ることが出来たので、個人的にはこの書籍を読んで満足しています^^

 

色々な書籍でも言われていますが、価値観の変化が起きているのは間違いなさそうです。

時代の変化に敏感になって、常にアンテナを張っていないと、いつの間にか時代遅れになりそう。

なんだか、ワクワクもするし、怖い感じもする時代になってきまたね^^;

 

さて、ここからは書籍を読んでいて感じたことを書いていきます。

日本におけるシェアリングエコノミー

世界各国に比べると、日本のシェアリングビジネスの普及はまだまだ遅いといえます。

日本人の国民性、法律の整備が整っていないなどの理由があるんでしょう。

ですが、これから急速に普及していく可能性が大きいです。

 

というのも、書籍内でも触れられていたんですが、2020年には東京オリンピックが開催されます。

東京オリンピックが開催されれば、世界中から日本に人が集まります。

すると、ホテルだったり、交通機関の不足が問題になるはず。

その問題を解決しうるのがシェアリングエコノミーというわけです。

 

例えば、民宿のサービスで有名なAirBnBが普及したとしたら、

ホテルが予約一杯だったり、もしくは高額な状況でも、

(ホテルと比べると)割安な民宿を利用したい人は大勢いるでしょう。

 

また、タクシーなども不足する可能性があるので、

Uberなどのライドシェアサービスが普及する可能性もあります。

 

シェアリングエコノミーを普及させるための一番の問題は、日本の法整備でしょう。

ですが、オリンピックというイベントが近づいていることもあり、急ピッチで法整備を整えるのではないでしょうか?

 

そうなると、一気にシェアリングエコノミーが広がることもあり得るでしょう。

いよいよニーズを販売するビジネスは厳しくなってきた

さて、これから日本でもシェアリングエコノミーが一般化してくると、どのような影響を及ぼすのでしょうか?

僕は、ますます、ニーズを主として販売するビジネスは厳しくなる一方だな、と感じています。

 

そもそも、シェアリングエコノミーが急速に広がっている理由には、所有、つまり大量消費への疑問からきているわけです。

次々と新しいものを購入する、という時代ではなくなってきたということです。

つまり、モノが売れなくなる時代が来る。

だから、同じものを長い間使うようになるし、新品ではなく中古を買うことが増えていくでしょう。

 

現に、急速に成長したメルカリなどによって、個人間のモノの販売が手軽になりました。

必要なものは、出来るだけ安く済ませようとするのが、今の世の中の風潮ですよね。

すると、モノの値段はどんどん安くなっていきます。

今の消費者はコスパ重視というか、安くて良いものを買おうとしますから、利益はどんどん減っていくでしょう。

 

となると、ニーズを追い求めるのは大企業にお任せするのがいいのかなと。

そして、大きく稼ぎたいなら、神田昌典でいうところのウォンツを取りに行くのが、これからのビジネスの主流になるんじゃないですかね。

もしくは、シェアリングエコノミーのプラットフォームを構築するとか。

 

どちらにせよ、既存のビジネスにしがみつくのではなくて、常に新しい価値観、テクノロジーに対応したビジネスを考える必要がありそうですよね。

副業など、個人で稼ぐというのが一般的に

また、シェアリングエコノミーが一般化していくと、副業がより一般的になることが考えられます。

副業自体は、最近では社員が副業を行うのを認める企業が増えてきていますよね。

それがさらに顕著になっていくんじゃないですかね。

 

従来の副業と違って、シェアリングエコノミーでは参入障壁が低いです。

つまり、やろうと思えば誰でもできる状況になり得ます。

 

そうして個人で稼ぐということが一般化していくと、次は個人間の競争が始まるじゃないですか。

スキルを持っている人は、副業でバンバン稼いだり、そのまま独立も出来るかもしれません。

逆に何もスキルがない人は、会社の給料と変わらないか、それよりもずっと低い給料しか副業で稼げないかもしれません。

 

時代の流れ的に、勤めている企業だけに執着するのは危険行為だといえます。

いつ倒産するかも分からないし、外資系企業に乗っ取られる可能性もあるわけですから。

だからこそ、自分でも稼ぐ能力だとか、スキルを身につけることは必要だなって。

 

なので、僕は、これからも自分で稼ぐ方法を勉強していこうと思います^^

シェアリングエコノミーまるわかり

著者 野口功一

PS.

ちなみに、冒頭で上げた仮想通貨リップルなんですが、夏ごろに10万円ほど投資しておきました。

それで、そのまま塩漬けにしていたんですが、リップルの爆上げニュースを見て残高を見たら、なんと3倍くらいに増えていました(笑)

 

もう少し投資しておけばよかったかな~なんて不毛なことを考えてしまいます…

このままメチャクチャ増えてくれるといいな~




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