『社長の基本』書評~成功する経営者と失敗する経営者。その差を生み出す違いとは?




どうも、こんにちは!

哲也です。

 

日本には約580万社もの企業が存在していますが、そのほとんどが中小企業です。

中小企業と言っても、儲かっている会社もあれば、赤字続きで倒産目前の会社もあります。

どうせ自分が会社を経営するならば、儲かる会社、成功する会社にしたいですよね。

 

成功する経営者と失敗する経営者の違いとは何なのでしょうか。

実は、頭の良し悪しとかではなくて、社長としての基本が出来ているかどうかで決まる。

もしそうだとしたら、成功する社長の基本とは何か、知りたくないですか?

 

今回読んだ『1000人の経営者を救ってきたコンサルタントが教える 社長の基本』は、

まさに成功する経営者と失敗する経営者の違いを知ることが出来る書籍でした。

『1000人の経営者を救ってきたコンサルタントが教える 社長の基本』

三條慶八

書籍の内容と著者紹介

本書の内容としては、

社長・経営者として身につけておくべき心構え、考え方

について、52項目に分けて書かれています。

(イメージ的には、斎藤一人の百戦百勝という本があるんですが、その書籍に近いスタンスです)

 

ハウツー本ではなく、自己啓発書のような人格形成や思考形成の書籍ですね。

ただ、自己啓発本と違うのは、経営者として必要なことに特化している点。

また、最後のほうで詳しく説明される銀行との付き合い方などは、参考になる人も多いのではないでしょうか。

 

目新しいことは書かれていませんが、確かに基本的なことは網羅されているように感じましたね。

 

著者である三條氏は、過去に140億円もの負債を抱える会社を自らの力で再生した・・・

と、書籍内では書かれていたんですが、著者情報を詳しく調べてみると興味深い情報が出てきました。

 

こちらのページの記事を見てほしいんですが↓

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1403W_U0A410C1CR8000/

上記記事の某不動産会社副社長と、本書籍の著者が同一人物ではないか、ということですね。

これに気が付いたのは、こちらの書籍のAmazonのレビューで指摘している方がいたからなのですが、、、

 

 

その辺の判断は、お任せします。

気になったらご自分で調べてみてください。

僕としては、過去に何があった、というのはどうでもいいと思っていますので。

 

この書籍を読んだ限りでは、特に間違ったことは言っていないし、特段おかしい言動もなかったので、

普通に経営者の人が読んだら『確かに、これは重要だ』と思えるのは、間違いないとは思いますよ。

書籍から学んだこと

書籍の内容の多くは、既に読んだことのある書籍と似通っている部分も多くありました。

ただ、それだけじゃなくて、本書籍で新たに学べたこともいくつかあります。

特に僕がナルホド!と感心したことが3つあります。

 

1つ目は、社長にしかできない仕事をするということ。

良い経営者とはどういった人物かを想像してみてください。

例えば社員と一緒になって業務に取り組む。現場で社員と共に汗を流すような社長。

こういった社長が良い経営者かというと、そうではないということです。

 

社長は誰にでもできる仕事をしてはいけなくて、社長にしかできない仕事をしなければいけません。

例えば、次の事業を思いつくために本を読む(勉強をする)。テクノロジーに目を向け、時代の流れに敏感になる。

社長と社員では役割が全く異なることを考えれば、確かにその通りだな、と頷けます。

 

2つ目は、捨てる勇気を持つということ。

起業当初から展開していた事業が、いつの間にか利益を生み出すどころか、会社の足を引っ張ってしまっている。

そんな中小企業が、意外にも多いのだそうです。

 

長年、その事業に取り組んでいると、【自分の会社=その事業】というイメージを持ってしまったり、執着してしまう。

すると、赤字事業をいつまでも保有し続け、会社の成長を阻害してしまうことになる。

こういった過去の成功体験にしがみつくことは、経営者でなくても、誰にでも起こりうることですよね。

著者曰く、捨てることが出来て初めて本物の社長だといえる、のだそうです。

 

3つ目は、社員や取引先などと夢を共有するということ。

会社における夢とはミッションの事を指すと思います。

つまり、ミッションを社員や取引先と共有することが重要だということ。

これはきれいごとでも何でもないです。

 

以前受けたセミナーで、人間関係のもつれが起こってしまう原因として、向き合っているから、というのを聞いたことがあります。

向き合うとぶつかりますが、同じ方向を向いていれば、衝突することなく前進できると。

 

リクルートが成功した理由は社員全員が『新しい価値を創造する』というミッションを持っていたから。

逆に、トップがそのミッションを外れた行動をすれば、社員の心は瞬く間に離れていってしまう。

色んな方向にベクトルが向いているよりも、一つの方向に向いているほうが、より大きな結果を出すことが出来るということですね。

まとめ

ということで、いかがでしたでしょうか?

基本となることが書かれている書籍なので、会社やお店を経営している人であれば、役立つ知識を身につけることが出来ると思います。

 

ただ、これまでに『経営者の心構え』のような書籍を多く読んできた人にとっては、

同じようなことも多く書かれていますので、面白くないと感じるかもしれません。

 

基本をもう一度復習しておきたい、知っておきたい。

そういう目的で読む分には、大いに役立つ書籍だと思いました。

 

PS.

ちなみに、僕が以前受けたセミナーで感銘を受けた言葉に、

『何かを参考にする時に、良い悪いは別にして考える』

というものがあります。

 

例えば、営業マンがモノの売り方を知りたいと思ったときに、一流の詐欺師の手法を学ぶのは悪いことなのかというと、決してそんなことは無いということです。

その手法を悪用するか、それとも良い方向に活用するかは、自分次第だからです。

世の中に悪い連中が上手い販売をしているのなら、善の目的で販売している僕らが負けて良いわけがない。

だからこそ、手法は研究して、使えそうな部分は取り入れる必要があるのだと。

 

この話を聞くまでは、自分が嫌いな人物の研究をするなんて絶対無理と思っていたんですが、

この話を聞いてからは、考えが180度変わりました。

 

考え方を柔軟にして、どんどん知恵を収集することが大切ですね。

『1000人の経営者を救ってきたコンサルタントが教える 社長の基本』

三條慶八




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