『ラクして速いが一番すごい』書評~一流のビジネスマンが実践する仕事のコツを学ぶ!

どうも、こんにちは!

哲也です。

 

一生懸命に頑張る人が評価されるべきである。

一昔前までは、こういった価値観が当たり前でした。

しかし、最近では徐々に変化しつつありますね。

 

もちろん頑張ることは素晴らしいことです。

ですが、無駄な部分が多くて、仕事が遅かったら本末転倒。

 

昔の僕も、仕事に無駄が多くて、予定よりも長引いてしまうことが多かったです。

それなのに、長いこと仕事をしているもんだから、自分は頑張っているとか思っていたんですよね…

今だから、それはただの自己満足だと分かります。

ですが、当時はそれに気が付けませんでした。

 

逆に、仕事がデキる人は、無駄な部分を減らして超効率よく仕事をこなしています。

デキる人とデキない人の能力は、そんなに差がないにも関わらず、です。

 

では、仕事がデキる人と、デキない人。

一体どんな違いがその差を生み出すのか、知りたくありませんか?

その答えを教えてくれたのが、今回読んだ書籍『ラクして速いが一番すごい』です。

ラクして速いが一番すごい

松本 利明

どんな人にお勧めか?

●どうやったら仕事を効率よくこなせるのか知りたい

●仕事がデキる人のコツを知りたい

●仕事を早く終わらせられるようになりたい

こういったことを思っている人には、お勧めできる書籍です。

 

本書籍の『ラクして速い』の定義とは、

”ラク”とは、力の入れ所と抜き所を抑え、無駄な仕事を減らすこと

”速く”とは、1秒でも早く仕事を終わらせること

ということを指します。

 

効率よく仕事をこなしたいと思っている人であれば、参考になる点が多い書籍ですよ。

著者情報

著者の松本利明氏は、いくつかの外資系コンサルティングファームで幹部を務め、コンサルタントとして独立。

特に人材の目利きが得意で、5万人以上のリストラと6000名以上のリーダー選定と育成に携わっています。(凄い…)

 

数多くのデキる人、デキない人を見てきた著者だからこそ、その違いが明確に分かるのではないでしょうか。

著者プロフィールはこちら↓

http://hrstrategy.jp/profile/

書籍で重要だと思った点のまとめ

それでは、書籍を読んでいて重要だと思った点についてまとめていきます。

何度も訂正をしてくる上司対策

仕事をするうえで、書類などを上司に提出した時に、何度も訂正をくらってしまう。

『えっ?最初はそんなこと言わなかったのに…』

といったような経験はありませんでしょうか?

 

確かに訂正を繰り返すほど内容は良くはなるんですが、モチベーションは下がりますよね^^;

 

こういった上司に対して、どのように対処すればいいのか。

本書籍では、上司への確認やチェックの回数を増やすことで解決すると書かれています。

5分程度のミーティングを繰り返し行い、都度修正していくということです。

 

大体の人は、上司に対して一発OKをもらおうとします。

自分が苦手な上司だったりすれば、なおさらです。

できるだけ話したくないだとか、打ち合わせを1回で済ましたいと考えてしまいがち。

ですが、それだと、最後にひっくり返されたら終わりです。

 

そのようなことにならないように、何度も短いミーティングを重ねるようにする。

すると、上司と自分のズレが最小限で済み、結果、訂正が少なくなることが期待できます。

 

このように何度も確認することは、上司から”デキないやつ”と思われそうで、怖いかもしれません。

ですが、そんな心配をする必要はありません。

どんな上司でも、自分を頼ってくれていることが確認できると、嬉しく感じるものです。

出来る人への質問の仕方

上手く仕事をするためには、何が必要だと思いますか?

上手く仕事をしている人に教えてもらえばいいのです。

 

ただ、教えてもらうにしても、質問の仕方に気をつけなければいけません。

例えば、『この仕事を上手くするにはどうすればいいのですか?』と聞くのは、あまり効果がない聞き方です。

 

では、どのようなことを聞けばいいかというと、差別化のポイントを教えてもらうことです。

『普通の人と一番違うポイントはなんでしょうか?』

というような感じで聞けばいいんです。

 

優秀な人は、自分のやり方と普通の人のやり方の違いを知っています。

しかし、それを意識することは少なく、無意識でやっていることが多いです。

だからこそ、質問して聞き出すことで、結果が出るポイントを知ることが出来るというわけですね。

相手の欲を刺激するように伝える

相手に気持ちよく動いてもらうために必要なことは、何でしょうか?

それは、相手の『欲』をダイレクトに刺激するひと言を最初にいえば良いのです。

『自分が得をする』もしくは『自分にとっての不利益を避けられる』

このようなメリットがあれば、人は行動をするものだということです。

 

逆に、最初にたいした話ではないと思われたら、結論がどれだけ素晴らしくても話半分にしか聞いてもらえません。

それでは行動に移してもらえないということですね。

相手の心の奥にある『欲』を見極め、刺激する。

これが相手に行動してもらうために必要な伝え方です。

成長したければ、モノマネをする

上司や先輩の指示通りにやっても、必ずしもうまくいくとは限りません。

指示のやり方が、時代に即しているとは限らないからです。

 

では、上司や先輩から教われないのだとしたら、どのようにしてスキルを身につければいいのでしょうか?

それは、上手い人のモノマネをすることです。

『こんなスキルを身につけたい』と思える人になりきれれば、その思考回路の型が身につきます。

 

モノマネして、思考回路を借りる相手は、歴史上の人物など、現存していない人物でもOK。

大切なのは、その人になりきり、その人の視点をで考えるようにすることです。

良い習慣を定着させる

6000名以上の優秀なリーダーたちの行動計画には、ある1つの型がありました。

簡単で、すぐにできることを習慣にしていたこと。

例えば、『早起きする』『あいさつをしっかりする』『1週間に1冊は本を読む』などです。

 

大事なことは、続けることに労力をかけず、挫折しないようにすること。

そして、コツコツと習慣にしていくことだと、優秀な人は口を揃えて言います。

何もしないのが最悪です。

 

チャンスが来た時に、逃さないように日々精進し、備えておくことが大切になります。

キャリアプランを練っても、思い通りにならないもの。

だからこそ、細かいキャリアプランを描く前に、良い習慣を定着させることが必要です。

読後感想

仕事術系の書籍は数多く出版されていますが、普通の仕事術系の書籍とは違ったアプローチで面白かったです。

 

というのも、普通の仕事術系の書籍は『自分がいかにして仕事を早くこなすか』ということに焦点が当てられています。

しかし、本書籍では、『上司』や『同僚』といった、周囲の環境に対してのアプローチの仕方にまで言及されていたからです。

 

特に、会社の中で仕事をこなすということは、人との関係が生産性に大きく影響を与えます。

だからこそ、周囲の人間とどのようにして関係を構築するのか、というのはかなり重要なことですよね。

 

それだけではなく、仕事をするうえでのコツについても、非常に実用的な内容が多かったのも良いと感じました。

パワポの作り方のコツや、エクセルの活用の仕方、注意点など。

単なるテクニックだけでなく、実践的な内容が多いのは好感が持てます。

 

会社という組織で仕事をするうえでは、かなり大切なことを学べる書籍です。

サラリーマンとしてキャリアアップを目指したい人であれば、必読の書籍と言ってもいいでしょう。

上昇志向のある方は、ぜひ読んでみてくださいね^^

ラクして速いが一番すごい

松本 利明