『イーロンマスク 世界をつくり変える男』書評~破壊的実行力を生む14のルールとは?

どうも、こんにちは!

哲也です。

 

世界に影響を及ぼすような起業家と言えば、どんな人物を思い浮かべるでしょうか?

 

『Google』のラリー・ペイジ

『Amazon』のジェフ・べゾス

『Facebook』のマーク・ザッカーバーグ

『apple』のスティーブ・ジョブズ等々、、、

 

様々な起業家たちがいるわけですが、特に今後注目をしたいのが、

世界最高の起業家とうたわれている『テスラ』『スペースX』のイーロン・マスクでしょう。

 

なぜイーロン・マスクが『世界最高の起業家』と言われているのかというと、

彼の野望が壮大で、さらに、それを実現させる勢いで事業を進めているからだと思います。

 

彼の野望は2つあり、

一つ目は人類を火星へと移住させること、

二つ目は新車を買うなら電気自動車という時代にすること。

 

『人類を火星に移住!?』

と、一見荒唐無稽な野望に見えますが、

『ひょっとしたら本当に実現してしまうかも・・・』

と思えるくらい彼の行動はすさまじく、着々と宇宙への道を切り開いています。

 

また、地球の環境保護のために、排気ガスが出ない電気自動車を完全に普及させることを目標としています。

そうすることで、排気ガスによる環境破壊を食い止めることができると考えているからです。

 

最初に挙げた様々な起業家たちと、イーロン・マスクの違いは、この野望のスケールです。

イーロンマスクの野望は、まさに『人類と地球を救う』という大スケールなもの。

だからこそ、世界中の人が、彼の展開するビジネスに注目しているわけですね。

 

今回読んだ書籍は、そんなイーロン・マスクの破壊的ともいえる実行力を生む理由について迫った、

『イーロン・マスク 世界をつくり変える男』です。

イーロン・マスク 世界をつくり変える男

竹内一正

書籍をお勧めしたい人

●イーロン・マスクについて詳しく知りたい人

●起業家志望の人

にとっては、間違いなく面白く読める書籍です。

 

面白いのが、イーロン・マスクが世界最高と言われているのは『事業で儲けているから』という理由ではないということです。

本気で世界をつくり変えようとしている。

それがひしひしと伝わってくる書籍で、僕は読んだ後にメチャクチャモチベーションが上がりました^^

著者情報

著者である竹内一正氏は、appleでプロダクトマーケティングに従事していたりと、特にIT分野で活躍してきた経歴を持ちます。

現在は、ビジネスコンサルタントとして活躍しているようですね。

 

著者は、これまでに3~4冊くらい、イーロン・マスクに関する書籍を出版しています。

たぶん、イーロン・マスクの大ファンです。

書籍を読んでいると伝わってきます(笑)

 

竹内氏は、これまで複数のイーロン・マスクに関する書籍を出版しています。

僕は竹内氏の出版した書籍を読んだのは、本書が一番最初でした。

 

だからこそ、面白く感じたのですが、

同じテーマ(人物)で書いた書籍というとは、だんだんと似たり寄ったりになってしまうことも多いので、

もしかしたら、以前著者が出版した書籍を読んだ人にとっては、同じような内容に感じるかもしれません。

※ただし以前の書籍を読んだことは、僕はないので、気になる人は下記の要約を参考にしてみてください。

破壊的実行力を生む14のルールの要約

『人類を火星に移住させる』

『新車を買うなら電気自動車という時代をつくる』

一見、誰にも実現するのは難しいと思われる目標に向かって、着実に迫っている。

そんなイーロン・マスクの破壊的ともいえる実行力を生む14のルールについて、簡単に要約していきます。

 

ルール①理想を掲げた現実主義者になる

現在の企業のリーダーに、理想を掲げた人はあまりいません。

多くのリーダーが、『自らの企業の存続』というような、ありふれた現実主義者。

対して、イーロン・マスクは理想を失わない現実主義者と言えます。

理想を掲げ、かつ実現に向けた一歩を着実に踏み出していくからこそ、彼に期待する人が多いのです。

 

ルール②社会全体を見ろ、世界の未来を担え!

イーロン・マスクの理想は、『人類と地球を救う』という壮大かつシンプルなもの。

彼は、自らのビジネス以上に地球や人類のことを考え、その手段としてビジネスをやっています。

そのために、『人類を火星に移住』させようとするし、『地球の環境保護』のために電気自動車などを開発しているんです。

だからこそ、多くの人を惹きつけるビジネスリーダーと言えるのでしょう。

 

ルール③どんな失敗でも、正面から受け入れる

イーロン・マスクは、失敗を恐れない、というよりも、失敗は起こるものと平然と受け入れているように感じます。

彼のビジネスは、順風満帆ではなく、失敗を繰り返していましたが、それでも歩みを止めなかった。

彼は、『暗闇のような日々の中で、絶望は、頑張ろうという強烈なモチベーションにつながる』と言います。

このような精神構造を持つのは、すべての成功者に共通していることです。

 

ルール④ギブン・コンディションを超える

世界をつくり変えるような人たちは、ギブン・コンディション(与えられた状況)に囚われません。

与えられた状況などお構いなしに、『何を実現したいか』ということにストレートにアプローチしていきます。

彼らは、『抜本的なイノベーションを起こせば、実現できる』というマインドで常に考えます。

ギブン・コンディションをいかにはやく乗り越えられるか、それが未来への近道となるのです。

 

ルール⑤ひとつの成功なんかで満足しない

イーロン・マスクは、一つの成功に満足する性格ではありません。

その証拠に、成功するかも分からない宇宙ロケット開発に、今まで稼いだ何億ドルものお金を使い、チャレンジします。

彼にとっては、人生をかけてまでやりたい仕事か、というのが重要な価値観です。

だからこそ、単にお金を稼いだだけでは満足せず、次々と改革を起こしていくのでしょう。

 

ルール⑥最後はトップがリスクを取る

イーロン・マスクの事業は、数々の危機に晒されてきました。

様々な危機が起こるたびに批判を受けるわけですが、彼はそれを覚悟ですべての責任を引き受けます。

問題が起きたときこそ、リーダーが前面に出る。

そんな覚悟を持った人たちが、本当に世界を変えていくのです。

 

ルール⑦常識は疑え、ルールを壊せ

新しい世界を切り開くとき、一番高いハードルは『常識』『習慣』といったもの。

例えば、古い因習にしがみつく既得権益者などが、自分たちの利益を守るために猛烈な攻撃を仕掛けてくるわけです。

しかし、それらの『常識』や『習慣』に立ち向かい、新しい価値観を創出する。

これもまた、未来を創造するものが持ち得ていなければならない、重要な条件の一つなのです。

 

ルール⑧すべてを、ハイスピードで実行する

イーロン・マスクを表す言葉の一つに、スピードがあります。

知識や情報を吸収することや、意思決定においてもハイスピードでやってのける経営者です。

短時間で知識と情報を吸収し、短時間で深く考え、瞬く間にに結論を出す。

誰にでもできるスタイルではありませんが、激動の時代には、このような能力が求められるのです。

 

ルール⑨相手が強敵でも、怯まず戦う

イーロン・マスクは、相手が誰であれ、言うべきことは言うし、戦うべき時は戦います。

彼は、石油の利権に絡む人たちや、マスコミなどのような巨大な敵であっても、決して怯みません。

相手が巨大だからと諦めていては、望む未来は決して手に入りません。

 

ルール⑩常にオープンであれ

成功も失敗も、すべてをオープンにするのも、イーロン・マスクの特徴の一つです。

そもそも現代は、自分が隠したいことを完璧に隠しきれるような世の中ではありません。

『自分に都合の悪いことを隠そうとする』ということ自体が、もはや時代遅れ。

彼の徹底したオープンポリシーが、一般大衆からの信頼を獲得し、より多くのサポーターを得ることができるのでしょう。

 

ルール⑪本質に立ち戻って考える

イーロン・マスクの思考の特徴とは、他社のまねではなく、ゼロから考えることです。

『モノの本質まで掘り下げて考える』というのは、彼の強みでもあります。

今の延長で考えるのではなく、ゼロから考える。

このような『ゼロイチ』の思考が、今後の日本では、より必要とされるようになるでしょう。

 

ルール⑫世界を変えるビジネスモデルを構築する

斬新なプロダクトを開発する以上に、世界にインパクトを与えるものがあります。

それが『ビジネスモデル』です。

点だけの成功を考えるのではなく、点と点をむすんで線をつくり、線と線をむすんで面を作り出す。

そうやって成長したビジネスモデルが世界を変えていくのです。

 

ルール⑬時流に乗り、大勝負に出る

イーロン・マスクは、時代の流れを敏感に察知する力に長けています。

『ここぞ』というときに、こうした大勝負ができるのも優れたリーダーの条件です。

彼は、ただ闇雲の大勝負をしているのではなく、『こういう時代がくる』という確信のもと、勝負をしています。

もちろん、勝負をしたからと言って必ず勝てるわけではありませんが、その勇気を持った決断ができるのが、真の経営者というものなのです。

 

ルール⑭株主の言うことなんて聞くな!

経営者が大勝負に出ようとするとき、一番厄介な障壁は株主です。

しかし、気まぐれな株主の言うことを聞いているようでは、大きな変化を起こすことは出来ません。

なぜなら、株主の多くは、短期的な売買でカネを儲けたい人々で、そんなマインドの人が企業の未来を考えてくれるはずがない。

Amazon、Googleなどの経営者にも言えることですが、『株主の期限を取る経営などしていない』のです。

 

読後感想

この書籍を読む前までは、イーロン・マスクという人物については、テスラのCEOというような印象しかありませんでした。

だから、書籍の世界をつくり変える男という表現に、少し『大げさだなぁ』と感じていたんですが、、、

 

いや、凄すぎますね、マジで。

これは世界つくり変えますわ、って思いましたもん。

 

特に感銘を受けたのが、物事を裏側まで考えているという点です。

『地球の環境保護』のために電気自動車を開発・販売していますが、その電力にまでこだわるとは、、、

 

普通、電気自動車をつくるってだけで満足しちゃいそうですが、その電気をつくる工程で環境を破壊しては意味がない。

だからこそ、ソーラーパネルなどをつくり、クリーンなエネルギーを使うようにする。

 

普通、ここまで考えますかね?

 

思ってはいても、『誰かがやってくれないだろうか』という感じで、なかなか自分では動けないのが普通だと思います。

また、テスラだけを経営しているなら分かりますが、宇宙ロケット開発、人間の知能を向上させる技術の開発なども同時進行じゃないですか。

 

そのどれもが、これから人類が危機に瀕するであろう事象に対する、対応策としての事業ばかり。

そりゃ、Googleのラリー・ペイジが惚れ込むわけですよ。

僕も書籍を読みながら、魅了されまくりでした。

こんな凄い人と同じ時代に生きているのだなー、って。

 

もし、イーロン・マスクについてあまり知識がないのであれば、本書を読むことをお勧めしたいです。

かなり読みやすくて、楽しみながら読めましたので。

まさに、イーロン・マスク入門書って感じなので、買って損はない書籍ですよ^^

イーロン・マスク 世界をつくり変える男

竹内一正

PS.

本を読めば読むほど、知らないことが増えていく。

無知の知ということなんでしょうが、最近はそれが楽しくも思えています。

今まで本を読んでいなかったのが、非常にもったいなかったというか、もっと早めに気づいておくべきだったかなと。

 

本当に、こういった書籍を読んでいると、ワクワクしてきますね。

仕事などでモチベーションが下がったときに、自己啓発書を読む人も多いと思うんですが、物凄い経営者の人生記とか読むことをお勧めしたい。

メチャクチャ、モチベーション上がりますよ。

 

こんなビジネスをしてみたい。

自分もこういった人たちのようになりたい。

憧れみたいなものを抱くことで、ついつい怠けがちな日常に対するカンフル剤になること間違いなしです。

 

また、こうした現代のビジネスリーダーに関する書籍を読むことで、普段目にするニュースなどの見方も変わります。

今ままでは、例えばAirbnbとかのニュースがあったとしても、『ふーん』で終わっていました。

でも、Airbnbに関する書籍を読んだ後だと、『あのAirbnbのニュースか!』って受け取り方、真剣さが段違いなんですよね。

 

やっぱり、人って知らないものに対してはあまり興味が湧きませんが、知っていることに対しては、興味が湧くようになっています。

色々なことに対する知識が増えていけば、日常生活の中で学べる機会も多くなります。

そう思うと、読書って、かなりコスパの良い勉強方法だなって思うんですよね。

 

日常生活も楽しくなるし、勉強にもなるし、自分の能力UPにもつながる。

まさに一石三鳥で、良いこと尽くしなので、本を読む習慣がない人は、ぜひ本を読んでみてくださいね^^